日常生活から国際協力まで、あらゆるシーンで重要となる対話やファシリテーション。これらの分野で独自のメソッドを確立している団体から、対話やファシリテーション技術の問題集をデジタルデータで作りたいとご相談をいただきました。
このメソッドについて詳しくなかったので、講座を複数回受講させていただいたうえで、読者目線での言葉遣いや表現へのご提案や、(ノンデザイナーであることをご了承いただいたうえで)Canvaを使ってレイアウトもお手伝いさせていただきました。スケジュール感としてはこのようなイメージです。
今回の制作スケジュール
11月末 初回お打ち合わせ
想定読者や使用シーンなど企画のすり合わせ
12月企画FIX、テンプレート確認
・企画内容をまとめて、団体内でご確認いただく
・ノンデザイナーぶりをご確認いただくため、表紙や問題、コラムなどのテンプレートとなるレイアウトをご確認いただく
(先方は原稿の原案を執筆)
・レベル1の講座をモニター受講させていただく
1月~2月
・レベル2の講座をモニター受講させていただく
・頻出単語の表記ルールの確認、演出の確認、リライト作業
(GoogleDocumentを使ってのやりとりとなりました)
3月
レイアウト、チェック、校正出し等
最終的な仕上がりは90Pとなり、読みごたえのある問題集が完成しました。
「奥付に名前を掲載しては」とご提案いただいたり、「マキノさんにお願いしてよかった!」と言っていただいたりでたいへん嬉しかったです☺
このスキルを必要とする人たちに、円滑なコミュニケーションとエンパワメントの機会がありますよう願っています。