難民問題について解説する冊子の構成・リライトを担当しました

難民の人たちを支援する団体からのご依頼で、難民問題についての理解を促進する冊子の原稿リライトをご依頼いただきました。

・担当者ごとに分担して原稿を用意したものの、人によってテイストが異なるので、統一感のある形にリライトをしてほしい
・文字校正もしてほしい
ご担当者様

というシンプルなご相談でしたが、いただいた原稿は章によってテイストだけでなく分量もかなり違ったため、構成案を練り直してご提案。

また、想定読者や配布シーンのヒアリングをしたところ、中学生にも学校教育でお渡ししたい、ということがわかり、一般的な中学生くらいのリテラシーを念頭に各種情報を収集しなおし、元原稿を大幅に編集・加筆・修正しご提案しました。

結果、「とても読みやすくなった!」とたいへんお喜びいただけました。

冊子もそうですが、複数人で制作をするときは、全体を貫く「串」や「柱」となるコンセプトが必要です。
また、それらの意見を取りまとめ、着実に前に進めていくディレクション担当者も必要になってきます。
もし団体内部にプランニングやディレクションができる人がいない、またはご多忙なときは、(マーキテクトでなくてもいいので)外部のプロにも相談してみていただけたらいいなと思います。